今週は3回も京都へ行きました。志望校の定期演奏会、勧められた京都の工房に毛替え、志望校の中学生対象レッスン…。 志望校の定期演奏会へはここ数年毎年聴きに行っています。今年はかなり難しい選曲でした。メインはブラームスのピアノカルテット第1番をなんとシェーンベルクが管弦楽に編曲したもの。他、モルダウ、ラターの合唱曲など2時間強のプログラムを3ヶ月足らずで仕上げるとは、なかなか大変だったことと思います。
京都へ毛替え。娘は本当に毛替えの頻度が高いので、毛替えはすぐに予約が取れて行きやすい所というのが、私の考えですが、新しく弓を購入してから半年、弓の毛選びが難航しています。同じ国の毛でも工房によって質も工程も違うので、割とあちらこちらと試してます。高級毛イタリアは今の弓では試していませんが、娘の求める音色と目指す方向が違う気がします。モンゴルは音色の尖り具合が好みのようで、前の弓では後半、モンゴルばかりでしたが、今の弓ではパワーが足りず、毛替えしたそばからどんどん切れます。カナダは強い毛でしたが、色んな意味で鈍感な気がして、合いませんでした。ただ、強いだけあってとりあえず2ヶ月はもちました。そして、京都に行った理由。シベリアの毛があるのです。イタリアと同じ値段です。只今、4日目。はじめ2日はやはり違和感がありましたが、馴染んできました。音色が気に入って2ヶ月くらいもてば、京都でも通えるかな(^_^;)工程で言うと、毛を乾かしてからお返し下さる工房の方が待ち時間は長いですが、娘の弓には合っていると思います。
志望校での中学生対象レッスン、現在、2時間のレッスンを受けている身からすると40分間はあっという間でした。今回は曲だけ、しかも1度録画で仕上げた曲なので40分間でも何とか…でしたが。改めてレッスンって毎度が貴重で、かなりの準備をして挑まなければ、先生の本当に伝えたい事が引き出せないのだと感じました。近くのお洒落カフェでひと息つきながら二人で感想を述べ合いました。
前日は別曲で現師匠のレッスン、音量はあるけど、なんかとても弾きにくそう。自宅練習を見せてくれなくなってから、こういう事に気が付くのが遅れてしまうようになりました。時折、娘の楽器を弾いて状態をチェックしていますが、弾くのと聴くのは違います。帰宅後、チェックしてみると、駒が動いてる気がする。翌日、志望校でのレッスンでも同じような聴こえ方をしていたので、その足で帰宅途中の工房へ。なんと、駒だけでなく魂柱も緩んでいたとのこと。この湿気が原因らしいです。弦楽器は本当に繊細ですね。少し調整頂いたら、「そうそう、これ!」という音色に戻りました。
夏休み、大人の方もお子様も、無料体験レッスン実施します。本日より8月末日まで、お問い合わせください。
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