ヴァイオリン オンラインレッスンで再開

レッスン風景
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コロナウィルスで休校になってから2週間、全てのレッスンを休講していました。3週目は社会人、卒業生、春休みに入った生徒さんから自宅レッスン再開、4週目、土曜日までレッスン出来たら約1ヶ月ぶりに全員のお顔を見れる!というところまできていました。
3週目からの自宅レッスン再開は、正直危険を感じるシーンもありましたが、保護者の方々からのご配慮や(密集しないように保護者の方はご遠慮下さったり、アルコール消毒をご持参下さったり。)、小さいながらに神経を使ってレッスンを受けてくれる生徒さんもいて、少しだけ情勢は良くなっていってるような錯覚を覚える時間もありました。
ご主人のご転勤でこんな時期に東京にお引越しをされた小さな2人。東京の感染者数がどんどん増えて、スーパーから物が無くなり、引越したばかりで元々、食料品など揃っていないだろうにと本当に心配していた矢先、ここ大阪が全国2位の感染者数となり、急きょオンラインレッスンに踏み切りました。

3月初めからオンラインレッスンを始める選択肢はもちろんありました。でも、お家で動画や録音を撮ってもらい、それをチェックする方法をとりました。大変意義があったと思います。その後のレッスン再開では、お会いしてレッスンする重要性も認識出来ました。 初日のオンラインレッスンは試行錯誤で、最終レッスンでは夫のおかげでこちらの環境が素晴らしく整い、よく聞く「いつもの通りレッスン出来ました」という状態になりました。マスク無しでのレッスンは久しぶりで、リップを塗った時の高揚、一人終わる度にしていた消毒、除菌、手洗いうがいもしなくていいし、子供たちも慣れた自宅でニコニコしていました。こんな状況の中、たくさんの雑務があり、そこへオンライン環境を作るお願いをしなくてはならないのですが、やってみて、普段お預け下さっている子供たちの表情を近くで見て頂いたら、こんな時だから必要な、“集中すべき事”であることが分かると思います。もちろんお休みの選択もあり、余裕のある時だけの選択も。私は強制するのではなく、危険を避けて選択肢を広げる役割です。 娘の音楽も考えました。私の時代と違って変わっていくのだろうと漠然と思っていたことが、このコロナウィルスから方向が変わりました。ナマ音もある。という時代からナマ音での演奏危機により、配信方向へ。
幸い、娘の好きな分野と一致していることと、娘自身も先の道を考え続けていることで、彼女の道はきっと良い方向に開けていくと思います。後は、まだまだ頭が追いつかない私の柔軟性と、家族の中で1番分野に明るい夫の協力。ステージの上のヴァイオリニストにこだわらず、先の先も娘が輝いて色んな形の音楽が出来るよう、考えさせられる今です。
長期引きこもりとなった3月、娘は来月提出のとあるオーディションのために準備していました。DVD提出で自由曲はピアノ伴奏付きで録画。外出が難しくなり、伴奏合わせも録画も一旦キャンセル。DVD編集を考えるとその先の日にちがありません。思い切ってオーディション事務局に現状をご相談しました。半日ほどで迅速で的確な対応をして下さり、Youtubeでの提出がOKとなりました。お話してみるもんだな(^^)と。 オーディションは腕ではなくパズルのようにピースが上手く合うかどうか。ととある先生が仰っしゃりました。今回は、ピースを合わせるのではなく、娘のピースと合う所であるといいなと思っています。 家にいるとついつい食べ過ぎますね。写真はとっても美味しく出来たロッククッキー。バターを大量消費しています…(^_^;)

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