オンラインレッスン4週目

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緊急事態宣言が出る10日以上前からオンラインレッスンを始めましたので、4週目に突入しました。
私の方も、それから生徒様の方でもずいぶん安定してきました。スピッカート・ヴァイオリン教室のオンラインは週によっても生徒様によっても使用ツールを選んで頂けます。Skypeが3人続いて、zoom挟んでまたSkype、最中にスマホにLINE動画が届いて、後に確認。といった具合。Skype、zoom、LINEビデオ、動画チェック。
オンラインレッスンを一人で受けている子供達は、対面レッスンであった頃よりしっかりしてきているのではないかなと感じます。対面レッスンでは注意しながら、楽譜への書き込みは私がする事が多かったのですが、当たり前の話、オンラインでは出来ないので、自分で書き込む事になります。それから、「何ページの何段目の何小節目、何拍目」と言われたら自分で見つけなければならないし、「ここのフレーズ」と私が弾けば、それも自分で見つけなければいけない。ぼんやりしてては先に進まないのです。
私が書き込めない分、私が弾いて、本人との違いや間違いを見つけてもらったり、私が弾いたフレーズの反復をしてもらうことが大変増えました。耳も鍛えられていると思います。

オンラインを始めたばかりの頃。
今はカメラもマイクも入荷待ちらしいですね。


他にも対面レッスンと変えているところは、基礎練習やエチュードはどんどん進ませるという事です。学校もずっとお休みで、向上心を感じる場面が激減していると思いますので、今は自信に繋がる事をしてあげたいと考えます。もちろん、妥協出来ない点は譲歩せず、1週間の成長が大きく感じられたら、先に進んで、こんな時期だけど前を向いていると子供達に思って欲しいのです。今、大目に見た注意点は、平和な世の中が戻ってきたら、他の教材でやり直しはきくものです。
ご家庭の事情やご両親の方針で対面レッスン復活までお休みを選択された生徒さんもおられます。先日、お母様からご連絡頂きました。自分のペースで毎日「ここまでやろう」と決めて楽しそうに練習しています。と仰っておられました。レッスンがあってもなくても、前向きに取り組めていたらいいのです。どんな成長があるのか、対面レッスン再開が楽しみです。
オンラインレッスンでそのうち困るかも。と思う事はチューニングですね。これを予期していた訳ではないですが、早め早めにチューナーの扱い方は指導していましたし、姉兄がしてくれる家庭も多いので、少人数ではありますが。
それにしても、早く皆さんのヴァイオリンにピアノ伴奏付けたいし、Duo曲は合わせてみたいですね。

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