そして考え抜いて決めた今回の発表会スタイルは、家族単位でのの貸し切り発表会。
曲の長さ、兄弟姉妹の数によりますが、10分〜20分間が出演者ひとりひとりに与えられた貸し切り時間。観客はご家族親族のみ。
予め、出演時間をお知らせしておき、その時間になったらホールに来て頂き、客席で準備、チューニング。プログラムのアナウンスが開始の合図、そこから本番と気を引き締め、演奏後は残った時間でご家族とのお写真タイム。こんな事でなければ、おじいちゃんおばあちゃんもステージに上がって家族写真を撮るなんてことは出来るもんではありません。こんな形で申し訳ないと思っていましたが、一気に良い時間になりました。
その時間を利用して1人終わる度に後方扉を一時開放して換気。
私としても、次が始まるまでの数分、次の演奏者の伴奏譜の準備が念入りに出来て、この点は本当に良かった。コピー譜って空調でパタパタしたり、慌ててめくるもんだから落っこちそうになったり、細工してあるページを開け忘れていたりとか、色々あるんですよね。こういった事を確認する時間があるだけで気持ちが本当に落ち着く。
いつものスタイルの発表会だと、多分出演者が30名くらいいたと想像するんですが、伴奏問題含め、今回、人数は17名だったので出来たスタイルだったと思います。
他の方の演奏が聴けないので、夫の協力の元、期間限定、出演者のみでYou Tubeも作りました。他の方の演奏を聴くのも勉強だし、聴くマナーも学んで欲しい。でも、たくさんのご家庭あれば、色んな事件も起きて(・・;)走り回る、声を出す、出たり入ったりする…それを気にして下さるお母様は落ち着いて演奏が聴けない。You Tubeはそれを解決しました。今後もそれで万事オッケー!ってわけではないですが、その事により演奏者の気が散る事はなかったし、お母様にも気にせず聴いて頂くことが出来たように感じます。
vol.4に続く・・
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