自信をもつ事 vol.1

母と娘
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昨年のクリスマス、私達親子はもう這い上がれないかもしれないという気持ちで東京のホテルにいました。
昨年1年間、何も成果がなかったわけではないのですが無いに等しいと思わせる程、1年間で自信を失っていきました。
そこから2ヶ月、自信が底をつきかけたまま大事な本番。1年間定番になりつつある通り、前日、楽器がおかしいと言い出し、本番はそれまでの努力を台無しにするような指の震えがあり、本番後は泣いて連絡がくる。
クリスマスは母としてしっかりしなきゃとなんとか保っていた気持ちもどうしていけば救われるのかわからなくなり、連絡を受けた直後、締め切りまで残り2日間の国際コンクール(コンクールAとします)に手持ちの動画でエントリーしました。支払い方法も初めての方法だし、プライベートYou Tubeもちゃんと送れているのか定かでなく、正常な精神状態でないことは認識しつつ。手持ちの動画は荒いけれど、まだ娘が自信に満ちていた頃のもの。送る前に聴き直して、駄目だろうなと思ったけど、そうでもしないと気持ちの落とし所がなかった。私は娘が帰宅するまでに少なくとも正常なふりをしないといけないから。
結果発表はおよそ3週間後。この日は別のコンクール本選(コンクールBとします)でした。会場はホールではなく、フラットなスタジオ。緊張しないのに指が震えたという。
病院探したほうが良いかもとチラッと思う。
ただコンクールの運営が良くなくてそこに気持ちをぶつける事である程度元気に帰宅、数日後、東京と大阪総合評価で2位をいただきました。

続く。

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