自信をもつ事 vol.2

母と娘
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国際コンクール(A)の発表は20時で、家族の誰にも言わず勝手にやったことなので、トイレにこもって一人で確認。全部門で200人以上がエントリーしたみたいなので、ダメだったら黙ってればいいや。そんな気持ちでした。それが…スマホの画面には娘の顔写真がまず出てきて、“大賞・1位・ソロリサイタル賞”とあり、びっくりしすぎて、「どうしよう!」とまず困りました。そこで初めて本人含め家族に暴露。大混乱の中、心の底から笑顔になったのはいつぶりでしょうか。
数あるコンクールの中でもかなりしっかりアフターケアのあるコンクールで、講評もカラーで待つことなく送られてきました。講評の中にこのような言葉がありました。「まるでロックを聴いているかのような、最後まで弾ききる様は圧巻」自分を信じて疑わない、この演奏を取り戻したいと思いました。

数日後にはお祝いの品々も送られてきて驚きました。地元下田の金目鯛しゃぶしゃぶやお魚たち。
リサイタルなどにチケットノルマもなく、コンサートプランナーがつき、練習に専念出来ます。
偶然、ソロリサイタル開催とされる日は娘の誕生日。翌日も副賞である、プロによる五重奏伴奏でのコンチェルト全楽章があります。現地に前日入りして、3泊4日。夢のような数日となるのか、分刻みのスケジュールに悪魔のような数日間となるのか。

曲を決めたり、旅の予約をしたりしている間に、またひとつ、動画予備審査が通りました。コンサート形式のコンクール(C)です。会場は東京サントリーブルーローズ。この憧れのホールで弾きたいとの娘の願いも叶うこととなりました。

続く。

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