H先生ご家族はコンチェルトも聴いて帰るよ！と残ってくださっていました。コンチェルト共演の日は朝にリハーサルがありました。リハーサルの後は別室でインタビュー。
その後、駅前へお昼ご飯とお土産を見に行きましたが、あまり体調が良くなさそうな娘に私の不安も募ります。熱中症でも病気でもなく、精神的なものかなと分かるからこその不安。
不安はこれまでの経験上100%当たるもの。
出番が来てステージに立った娘が奏でる音は始終危うかった。「メンコンは自分のテンポじゃなかったら弾けなくなる」そう話していた娘。五重奏のメンバーさん達は入賞者達の演奏全て引き受けていて娘の出番の頃にはだいぶ指も回っちゃって、疲れも出てて。娘の弾きたいテンポではなかった様子。
3楽章で暗譜がとびました。似たようなフレーズがありますが、そこでとんだことは1度もなかったらしく、また間違えるのではないかと立ってるのがやっとだったと後から話していました。
終演後、誰よりも早く走って娘の元へ行ったのはH先生でした。「最後まで良く弾いたね！私はなんで客席に座っているんだろうともどかしかったよ。ステージに飛んでいって良いテンポで助けてあげたかったよ！」と。この事で娘は救われたと思います。
本当にこういったスケジュールにも体力気持ち共に慣れていかなくてはと良い経験となりました。
こんな風に二つの大きなステージを終える事となりました。
下田国際音楽コンクールもしくは下田市民会館のYouTubeにそのうちアップされると思います。ソロリサイタルは自信があります。コンチェルトはどうぞ暖かい目で^_^
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