タートルネックが可愛い季節

日常
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とても寒くなりました。
今日は生徒さんがお越しになる毎に「寒いね、朝、みぞれみたいなの降ってたね」と話しました。手袋に耳当てにもこもこのセーター、寒いのは嫌だけど、冬の装いはみんなとっても可愛い。
反して娘は、身体をきちんと使い、楽器を自然に響かせるために、年々服装の制限が厳しくなっています。鎖骨を出す為に、着れば誰でも何割増しかで可愛くなれるタートルネックは論外。丸首のものでもなるべく首あたりは薄いもの。パーカーも襟のあるものもダメで、今流行りのぽわんとした袖も弾きにくいのでNG。部屋着も同様です。
ヒールの靴も体幹がぶれるので履けません。
A先生のレッスンの時は先生のお上品な雰囲気に合わせて、ミニスカートは絶対選ばず、R先生(男性)のレッスンの時は背を抜かさぬよう厚底は履かない(笑)
音高生になってからは楽器を持たない外出が、数えるほどなので可愛くても、弾くに相応しくないお洋服は潔く断捨離です。


先月末、娘はとある国際新人オーディションで最優秀アーティストに選ばれました。
審査員長がスイスの声楽科の先生で、動画オーディション分数が8分以内。勝負したい持ち曲はどれも8分以内には収まらず、5分ほどの無伴奏曲にするか迷いました。やっぱり、伴奏のある曲の方が華やかだし、8分聴いていただけるのに5分というのは消極的過ぎないかと。弦楽器には8分はなかなか厳しい。
「伴奏がないぶん、Sちゃん(娘の名前です)の音楽がよくわかって、私は好き」演奏を聴いた私の知人が言ってくれたこの言葉が、決定打でした。私もこの無伴奏曲は娘と同年代も含めて、沢山の演奏を聴きましたが、身内だからではなく、娘の音楽が1番好きです。娘の性格の良い面が反映されていて、優柔不断がなくて、言いたいことが明瞭、最後まで一気に聴きたくなる。いつの演奏もこれだけ迷いがなければいいのにね。

「クリスマスに綺麗な手をプレゼント♡」と、SABONのオイルスクラブをプレゼントしてくれました。いつの間にかこんなプレゼントが出来るお年頃になったんだなぁと感心も感動もしました。

Thank you!

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