娘が大学生になりました vol.1

受験
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blogの最後が年末・・・(-.-;)

大学受験というビックプロジェクトを終えるのにワンシーズンかかってしまいました。
ビック過ぎて文字でまとめられるのか自信なく、
しれっとそこはスルーして、入学式からInstagramへ移行しようと計画しましたが、
有難い事にblogを楽しみにしてくださっている方が結構いらっしゃって、
心身共に過酷だった様子を伝えられるか分からないですが、
記録でもあるし、書いていこうと思います。

まずは現状、第一志望校の東京藝術大学に合格し、引っ越しも完了、先日入学式も終えました。

藝大入試は1月の共通テストに始まり、三次試験まであります。
一次試験、二次試験はヴァイオリン実技、三次試験で副科ピアノ、視唱、ソルフェージュ、その他音楽的筆記、そしてこの三次試験で初めて共通テストの点数開示となります。
一次試験から三次試験終了までは16日間、大変長丁場です。

例年ですと一次試験日程は弦楽器で3日間設けてあり、その日程のどこになるのか判明するのが前日。
前日まで何日目の何時か分からないので、前もって3日間のホテルと丸々3日間の練習室を押さえておくと聞いた時はかなりの衝撃でした。
ホテルはともかくとして、練習室朝から晩まで丸々3日って…。
やるしかないので、ホテルは3日間予約し、練習室は私の同期のお家の防音室をお借りしました。
一次試験も迫ってきた頃、夫が藝大の入試サイトを端から端まで確認し、今年は早めに日程が決まっていた事が判明。
試験日の前日、午後まで家で練習して2人分の荷物をスーツケースに詰めて東京へ前日入りしました。
東大などの二次試験と日程が重なって、立地良いホテルが空いておらず、ホテルへも同期のお家へもタクシー移動。
こういった心境の時のホテル選びはとても大事ですね、安くはなかったのに、暗いし変な匂いするし、ベットは簡易ベットみたいだし、それがいけなかったのか、
寝る前になって娘が泣き出しました。
実のところ、不安定な日はあったものの、この一次試験前日まで目を腫らすような日はなく、でもこのまま何事もなく進むはずないとは思っていたので、
ついに来たかと思いました。
娘が独り言のように不安を吐き出す時は、それ以上の不安が私に押し寄せてくるのに、
“泣く“までいっちゃうと不思議と腹が座るのです。

ここで別の事柄を挟みますと、
1次試験も始まらないうちに入学後の防音マンションの契約をしていました。
防音マンションは需要が高く、合否まで待っているとなくなってしまう上に、不動産屋さんも強気。
あるにはあるのでしょうが、年頃の女の子、出来るだけ環境が良く、出来れば頼りになる先輩なんかが近くにいると良く…。
ただ、需要が多い分だけ初期費用はかなり高額、想像を遥かに超えてました。
私の心情に頻繁に出没するスピリチュアルな言葉で言うと、
契約してしまえば、道が出来ると思ったというか、思い込もうとしたというか。
覚えがないのですが、夫が言うには、躊躇している夫に「契約して払ってしまいましょう」と言い切ったのは私らしいです。
この事で俄然やる気がみなぎる子もいるでしょうが、うちの娘はそのタイプではなく、プレッシャーになるタイプなので、費用は伏せることにしました。

話を戻して、腹の座った私がどうしたか、1次試験前日にメンタル崩壊した娘がどうなったかはvol.2に持ち越します。

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