夏はコンクールシーズン。
参加人数は毎年とさほど変わらないし、今年は実験的にコンクールレッスンスケジュールを各生徒さんの思うように合わせてみたので、
時間的には忙しい!も、大変!も感じないはず…でした。
予想に反して、各コンクールの予選が一通り終わるまで、思った以上に心が摩耗しました。
某コンクールには小2が3人。
みんな初めてのコンクールで、珍しく3人共に本人のコンクールに対する意志がある。
そこに目に見える答えをあげたい気持ちが、
私自身が思っていた以上に、私の中にあったみたい。
迎える日は同じだけど、テンションのアップダウンは3人タイミングも違うし、
同じ注意があったとしても、同じ言葉で伝えられるわけではない。
性格も関係するし、その時のテンションも関係し、また根本的な癖にも関係していて、
言葉のチョイスには最善の注意が必要なのです。
学校の先生は、違う個性を持つ30人くらいのクラスで、同じ言葉で伝えるのだから、
私が繊細に捉えすぎなのかもしれないけれど、
今や、この“spiccatoヴァイオリン教室”の魅力はレッスンに対する繊細な配慮にあると思っているし、通ってくださっている方もそこを求めて来てくださっていると感じています。
性格も生活もヴァイオリンに直結していると思うから、私にとっては切り離すことはできません。
念願叶って3人で本選に進めた。
初めてのコンクールなので、課題は山積みだけど、譲れない点は美音。
“可愛いわたし
素敵なドレス
美しい音”
の3点セットがマストだよとGirlsには伝えました。
目に見えない大変さがあるけれど、
次、秋のステージも3人残すことなく進むことを目標に、精神力の使い方を考えていきたいです。
夏のはじめには、某コンクールのチャレンジコースでステージをふんだ生徒さんも2人います。
小3Boyは本当に楽しそうで!
去年のコンクールは私とのモチベーション量が合わない時もありましたが、
それでも1年間レッスンを重ね、渦中にはわからなかった大きな成長が、学年1つ上がって急に見えてきたように思います。
ステージを楽しめるって最強。
中2Girlは久々のステージで、練習通りにできることの少なさを実感したように感じました。
中学生ともなれば、自己分析も出来るので、
ステージでできる事を増やすための練習量も、練習内容も、ステージ上での切り替えも、
ここから急ピッチで知っていく必要がありますね。
全員が、秋にもステージが続きます。
沢山の気付きが得られますように。
コンクール話はvol.2に続きます。
あ、そして、今月お誕生日を迎えました!
免疫が落ちやすい年齢になりまして、ここ半年の流行りは寝る前の蜂蜜。
習慣を知ってる夫からは巣蜜、
母からは箱入りメロン、
娘は東京から花束とともに帰省してくれました。
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