51歳のチャレンジ

オーディション
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本格的に身体のメンテナンスを始めて1年、
身体や自律神経を整えることで、
心も不安定な時間が減りました。
今の自分に、自分の決めた目標まで頑張れる身体と心がどのくらいあるんだろう。
知ってみたくなったのが始まりです。

斑鳩音楽祭という今回が第一回の弦楽アンサンブルのオーディションを受けました。
要綱には、愛好家も歓迎、だけどターゲットは
現役生のように受け取れる書き方でした。
長く音楽に携わってはいるし、課題を弾くのは難関ではないけど、オケやアンサンブルの現場はもうほんとに25年ぶりとかなのです。

この音楽祭に参加したいのはもちろんのこと、
オーディションまでの練習も、自分の身にならなきゃやる意味がない。
自分の苦手、弱いところに向き合い、妥協しない。をチャレンジの目標にたてて、
なんかこれ、当たり前なんだけど、当たり前にするのは難しいんだなと思いながら。

オーディションは無事通過し、その時の精一杯の演奏で提出しましたが、そこから本番まで練習する中で、どんどんブラッシュアップしていき、どこまでも変わっていけることを、この歳にして実体感できたことが1番の収穫でした。

若い頃に向き合って苦しんでしていた想い出で、コンクールに頑張る生徒さんたちにお話していたことが、間違いではなかったですが、
タイムリーに自分で体験していくことで、
言葉にも音にも信憑性が出たと思います。

ここだけのハナシ、生徒さん達には、日々の練習は必ずスケール、基礎練から始めるように言っていましたが、
レッスン終わりから自分の練習をしていく中で、もう時間が足りない日もたくさんあるわけです。
最後の方、基礎練とばして、いきなり速いパッセージを高い熱量で練習していたら、
左小指からの筋に異変が出ました。
湿布でごまかしながらの数日、
あーもう、子供たちに言えないことしちゃってる。と恥ずかしくなりました。

斑鳩音楽祭のリハ含め、3日間メンバーの方々とご一緒する中で、
もっと音楽に愛を注いでいる人、
仕事も家庭もあるのに音大生顔負けの技量のある人、
このために関東から参加してきた人、
など、尊敬できる素敵な方々ばかりで、
色々と自分をもっと改めていきたいと思ったのでした。

お教室の子供たちが頑張るなら、
東京にいる娘が頑張るなら、
私もできるチャレンジはどんどんしていこう。
そして、相対効果は出ていると感じています。

写真は若い参加者たちと芸術監督の戸田弥生先生と。

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