発表会を開催しました

ステージ
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早くも2週間近く経ってしまいました。
発表会が終わって少しのんびりと次の曲決めや、しばらくお預けしていたエチュードなどをする時間が私はとても好きです。

年明けまで前年度のコンクール、2月までコンクール録画、3月は私自身が国際コンクール審査員と続く中、GWの発表会出来るのかなと思っていましたが、
一つ一つクリアして、発表会を無事開催することができました。

終わってみれば、昨年度から急激にみんな上達しているというお言葉をたくさんいただいて、
(響きのあまり良くない)メイプル小ホールでそうなら、響きの良い大きめのホールで聴いたら更に上達が感じられたのだろうというのだけが心残りです。

発表会では、事前準備に加え、開演中はアナウンスがあり、
娘が長くお世話になった初代師匠も2代目師匠も、保護者会なるものがあり、ホール抽選から始まり、当日進行、アナウンス、打ち上げまで保護者会で回しており、
先生方は客席でずっと聴いておられました。

いつか、客席でみんなの演奏を聴きたいというのが長年の夢でしたが、自分の頭の中の進行は自分でやった方が良いとも思っていたのです。
今回たまたま、お世話になっているピアノのH先生が参加されることになり、
アナウンスを是非に!と言ってくださり、
お任せしました。

「みんなの演奏を客席で。の夢が早々に叶ってしまった」

実際の当日は、ステージ袖でみんなのメンタルケアとメンタルコントロール(この違いがわかりますか?)をしているうちに、客席に行くタイミングを完全に失ってしまい、
夢を叶えるのは次回以降へ持ち越してしまいました。

緊張で目に涙を溜めている生徒さん、
緊張で手が冷たくなっている生徒さん、
緊張で?ずっと喋っている生徒さん、
いつもと変わらず?面倒くさくて調弦をサボる生徒さん、これ、意外と多くて困りました(笑)

下手したら緊張とネガティブな空気が漂いがちなステージ袖を明るく暖かな場所にする。
そんな役回りに徹することが出来た今回でした。

発表会の満足、充実って、自分基準。
それを、さらに引き上げるのは、一緒に過ごした仲間だと思うのです。
発表会、楽しかった。その気持ちには、一緒に出番を待ち、同じステージを踏んだ仲間がいる事が大きく影響します。
それら全て含めて、発表会の演出だなと私は思っています。

ステージ 裏話その1:

普段はレッスンが前後になっても挨拶程度の生徒さんたち、
小4Nくんが「プログラムの最後に弾くの誰?」
と聞きました。
「あそこにいる高2のお兄ちゃんだよ」と紹介すると、「え、絶対上手いじゃん!!」
彼らはなぜか、年齢で上達を判断するんですね(笑)
それに臆することなく「まあね」と答えた高2Tくんもさすが。

裏話その2:
リハーサルのアンサンブルの出来があまり良くなかったので、一言、「空き時間に初めの音程だけでも練習しといて」と言いました。
リハーサルが全て終わり、楽しみにしていたケータリングのお弁当も食べ終わり、
集合写真撮影まで10分ほど、みんなと写真撮っとこうとホールを出、練習室に向かいました。
扉を開けるとアンサンブルメンバーが並んで練習をしていて(・o・)
練習しましょうとお声がけ下さったお母さま方にも感謝ですが、
子どもたちにも感動しました。
しかし、ソロ演奏に興奮した後だったからか、練習の甲斐はあまり…モゴモゴ(笑)

裏話その3:
ケータリングのお弁当を食べている時に、ふと口走った「撮影の夫、今日誕生日なんだよね」
ピアノのH先生が「それはサプライズしないと!」と即おっしゃり、
急いでお弁当を食べたと思いきや、どこかへ消えてしまいました。
花束を抱えてお戻りになり、
発表会最後に伴奏のE先生が飛び出てきてピアノでハッピーバースデーを弾いてくださいました。
帰り際は会う子みんなが、「お誕生日おめでとうございます」と夫に声をかけて帰っていって(笑)
微笑ましい光景でした。

以上、今回はステージ裏の情景からお伝えしました(^^)

発表会翌日、某コンクールの優秀指導者賞に名前があると、生徒ママが教えてくださいました。
全国発表で大量に先生方のお名前がある中の1人ではありますが、
生徒ママがとても喜んでくださり、
私もジワジワと喜びが後から(^^)

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