初ソロリサイタル&コンチェルト共演 vol.2

ステージ
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この3泊4日の旅には丸10年、娘の音楽を支えてくれたH先生にお付き合い頂きました。
娘はこのソロリサイタルをとても喜んで楽しみにしていて、緊張はあまりなかったと言います。私も同じく、緊張はなく、いつもはハンカチを握りしめてないと聴けないのですが、それもなく、前日からとても穏やかな気持ちでした。H先生は、娘のリサイタルを成功させたいと、誰より緊張を感じておられて、リハーサルの後、開場間際まで音出しされていました。

親戚一同下田に集合していただきました。


娘の心配は上手く弾けるかではなく、見知らぬ土地で、無名な自分の演奏を聴きに来てくださる方がいるのかどうか。娘のために両親含め親戚達と、H先生のご家族も来てくださっていたので少なくとも観客は13名はいます(^^;
そんな心配はよそに、開場前から開場を待つ人が何人かおられ、開場から開演までの30分程でほぼ満席になりました。人の入りは、開始後もあり、椅子が足りずに追加もしました。すごい事です。
あんなに緊張されていたH先生は、さすがはプロ、始まってからはピアノを弾きながらずっとニコニコと幸せそう。ショーソンでは本当に魂を削ってるのではないかと思うような切ない音があったし、カルメンでは大人の色気を足してくださいました。
娘はというと、満席に驚きつつも、真剣な顔つきで安定して弾いていて、こんな風に自分のステージを作れる子なら、この先も最終的には自分自身で切り開いていけるだろうと、頼もしく思えました。本人に練習もスケジュールも任せられなかった中学時代、手を離すべきか判断がつかなかった高1、苦しくて手を離したくなった高2。これは娘の人生なんだと納得した1時間、良いも悪いも見守る高3になれると思います。

写真はホテルでのヘアセットお手伝い。私の腕が逞しくて恥ずかしい〜
続く…。

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