近況を溜めてしまいました。
性格的には、思いついたら余り考えないまますぐ!というタイプですが、blogは良くも悪くも、寝かせる事を覚えました。昨年くらいまでは、すぐ書いてたんですよ。でも、読み返してみると「感情的だなぁ」と感じるのです。その、感情的な文体を良いと言ってくださる方々もいらしたわけですが、今は、感情的なパーセンテージを少なくしたいと思う時期です。
まず、夏から今も生徒さん達のコンクールが続いています。夏に単発でエントリーした4人。幼稚園の2人はバッハのメヌエットを弾きました。T君はレッスンも演奏も本番もきちんと正統派。幼稚園児ながらに、本当に細部まで美しいバッハに仕上がりました。袖から歩いてきて、弾いて捌けるまでが演奏、素晴らしい流れで、良い賞をいただきました。
Yちゃんは、みんなそわそわしてしまう、フェニックスホールのステージ袖でも堂々としていて、今後大物になりそうな予感。レッスンではその時の心情が演奏にそのまま表れてしまうので、集中できるかなと少しだけ心配でしたが、一音ずっと丁寧に弾いているのが客席で感じられました。
4年生のMちゃんは去年から「コンクールってどんなん?」と興味がありチャレンジしてみました。この夏のコンクールで1番の成長を遂げたのはMちゃんだと私は思っています。コンクールに出るには思い描いた練習量が取れなかったと思いますが、音に対する意識が出来ました。自分の出す綺麗な音、汚い音。どうしたら良い音になるのか疑問を持つようになりました。どんどん上達する事も意義ですが、意識が変わる事こそ意義だと私は思います。
中1のK君は志望高校の体験レッスン→コンクール→ユースオケのオーディションとスケジュールを組んでいたところ、体調を崩してしまい、体験レッスンはキャンセル、練習が間に合わず、私の中では棄権もよぎりましたが、追い上げがすごかった。底力ってこういう事。演奏後すぐ、お母様から本人の写真と共に「私は良い演奏だったと思います!」とご連絡がありました。体調が戻るのを心配と不安を抱えながら待ち、追い上げを間近で支えたお母様からの賞賛は1番欲しい言葉だと思いますし、良い関係を築いているからこそ出た底力。先日のユースオケオーディションも合格したので、生活を音楽でいっぱいにしていって欲しいです。
違うコンクールで現在進行形の4年生Hちゃん、今回は余裕を作るため、半年、同じ曲に取り組んでいます。かれこれ、同曲で4回くらい本番があったのではないでしょうか。娘の感覚で思うと、良い時もあり調子の出ない時もありなんですが、Hちゃんは回を重ねる毎に良くなり、先日の本選では、音の綺麗さに成長を強く強く感じました。飽きるだろうに、そんな素振りは全く見せず、どんどんスキルを上げていき、本選の時点では1番良い賞をいただきました。この先、全国大会に加え、新たなコンクールにもチャレンジします。
vol.2では、娘の演奏会と弓ついて書き、その後発表会について書いていきます。写真は頂いたGODIVAのオータムコレクション。開けた瞬間、娘も私も可愛さに声が出ました!
続く。。
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