自信をもつ事 vol.4

母と娘
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地方国際コンクール(D)から3日後、学校でアンサンブルのコンサートがありました。娘の出番は3曲、どれも責任あるポジションです。一緒に聴きに行った母が、「自信に満ち溢れていたね」と言いました。やっと、取り戻してきた“自信”。
学校のコンサート翌日はコンサート形式のコンクール(C)にて東京へ。2年前に東京へお引越しされたAちゃんご家族にチケットをお送りしていました。2年前最後にいただいたお手紙には、東京で演奏される時はお知らせくださいとあり、やっとやっとお知らせ出来ました。私の大学同期も来てくれて、私の両親、夫の両親、夫の姉家族、伴奏のH先生。娘の演奏にみんなが集いました。
憧れのホールに力んでしまい、悔いが残る演奏だったようですが、後日ここでも賞をいただきました。演奏のデータ購入し、メールに届いたものを確認しました。ミスの多さから言えば、昨年結果が出なかった頃の方がミスは少ないと思います。内側からの自信がいかに大切か、この数ヶ月で痛感しています。聴いていた母が「興奮してドキドキした!」と何度も言いました。聴いていた人に何かを残し、感想や各コンクールの講評から、自分の強みが何かを知ることが出来た。

失意の底にいた時、娘のために挑戦を続けるべきか、闘いの場から退きゆっくりさせるか悩みました。このまま続けると音楽を続けられないところまでいくかもしれない。幸い娘は音楽は好きなままだと言う。でも、ゆっくりさせたところで根本的解決にはならないのです。さらに言うなら、多感な今だからこそ、自信をもって過ごさなくてはならないと思い、毎日毎日、娘に合ったコンクールを探しました。
そんな中でも良かった事は学校が忙しく音楽から離れる事はなかったこと、それから失意にあっても練習をアップデートし続けたこと。
指の震えはなくなりました。
1番でありたいとか、誰よりも上手くとかではなく、自分の伝えたい自分らしい音楽を奏でるために。気持ちの余裕、自信をもつ事。乗り越えたと思います。

なるべく湿っぽくならないように書いた4投稿、お付き合いいただきありがとうございました。

[終わり]

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