子ども達のコンクール

今年は娘のコンクールもかぶらず、レッスンもなかったので、本当に久しぶりに成果を聴きに行くことが出来ました。3人違う曲で長丁場です。 朝、娘が「ママ、緊張する?」と聞いてきました。「するわけないよ、言いたいこと全部言ったし。」でも出掛ける前、昼食が欲しくない。会場であるフェニックスホールに向かう前に自然といつもの神社へ。

皆が何事もなく弾けるようお祈りしてホールロビーに入りました。KちゃんとK君がいて、もう演奏まで会えないだろうから最後に、楽器上げてねとか注意をと思って…結局やめました。私は子ども達のママじゃないけれど、娘との思い出の沢山詰まったこのホールが関係すると、子ども達に対しても平常心でいられない事を再認識したためです。 Kちゃんが弾くのはヴィヴァルディ。ヴィヴァルディのカテゴリー、水準以下の出演者は案外少ないけれど、皆それなりで、キラッとする出演者はいませんでした。なんというか、音符を弾いていて、音楽にはなっていない感じです。終盤、Kちゃんの演奏が始まりました。レッスンで注意を重ねても、ピンとくる様子があまりなく、表情も弾き方も良く言えばクールだったKちゃん。ステージに出てきて1音目を放った時、いつものKちゃんにない躍動感に一気に感動が押し寄せて、これを見るために今日来たんだと思いました。こんな感動をくれたKちゃんはそれでも奨励賞でした。 週2回、いつか分かってもらえると信じて毎回熱くレッスンしたKちゃんは、最後ステージで答えてくれたので、やはりコンクールで演奏するには気付いたのが遅すぎた。感動は、関係者のみ。それでも次に繋がると信じて、良いステージだったと思います。ちなみに優秀賞は該当者がいませんでした。

エアバリエを弾いたのは年長さんにも関わらずコンクール歴3年目のAちゃん。園児が参加できるコンクールがあまり無く、1年目はこの同じコンクールで優秀賞、2年目は京都のコンクールで金賞、今回、参加するかはママにお任せしましたが「同じコンクールに参加する意味は?」と悩まれたようでした。参加を決めたのはAちゃんがステージが好きだから。年長さんには困難を極めたエアバリエ。それでも毎週、注意したことに、私も見習いたいくらい真摯に取り組んでいたと思います。Aちゃんのすごいところは、ニュアンスの注意など、その場で直せること。Aちゃんも終盤になってステージに登場、なんとニコニコと半分駈けるように出てきました(笑)!今回は練習が大変でレッスンの度に「ヴァイオリンやだなー」と言っていたのですが、ステージに上がった表情を見ていると、ヴァイオリン好きなんだなときっと、客席、審査員席、みんな笑顔になっていたと思います。演奏はいつもより少し早く、技術的なところが少し足りなく聴こえました。結果は優良賞。優秀賞は一人でした。夕方遅くバッハのカテゴリーで参加したK君。大人しくて、レッスンでも伴奏合わせでも、一回目の演奏でなかなかテンポが出ず、「本番は1度しか弾けないんだよ」と何度言ったことか。テンポが出てば注意が全部前向きに出るK君。心配でした。

こちらも終盤、私の心配を裏切り、何やら楽しげな顔でステージに上がったK君。弾き始め、これも私の心配を裏切り、え?速くない??弾き始めですら速かったのに、K君もピアニストもアドレナリンが出て、掛け合い掛け合い、スピード増し増し。え、止まったりしないでよ(*_*;と思うものの、表情は至って楽しそう。いつもより速かった分、潰れた音、音程が不安定な箇所など不安要素が残りました。一番の不安はこのスピードが評価にどう出るか。余計なこと言っちゃったのかな…と考える間もなく発表があり、優秀賞でした。楽しそうな表情が「余裕」に見えたのかも。優秀賞は二人でした。

お昼が食べれなかったので、カフェで一息。

喜んで、さぁ、帰ろう!と出口に向かいかけたら、娘の前同門の小2の女の子に遭遇。年の差がすごくありますが、娘はこの女の子が大好きで、この日娘はおりませんでしたが、彼女の演奏も聴いて帰ることにしました。小2にしてモーツァルトのコンチェルトでエントリーですが、技術もさることながら、音色が非常に大人っぽい彼女なら驚くことではありません。聴いて良かったと思える演奏を堪能し、夜に帰宅しました。

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